パズルピースがこんなとこ

アイオロス組み立て・その7

次にチェーンを張ります。

7900系は、チェーンに表裏があるので、注意。
チェーンは、コレでつなぎます。



あんまり、こういうことシマノはやってほしくないんだろうなぁ。
自分ところで開発したのはコケちゃったし。
でも、一回使っちゃうと便利なんですよね。
今まで使っていて、トラブったことないし。
自己責任で使用しますよ。

チェーン張りはサクッと終了。

RDの調整は、
信じられないくらい、
あっという間に終わりました。

初期伸びを取る作業も必要ないんですよ。
びっくり。

3年近くバカにしてきたジャンクションAが非常に頼もしく思えます。
ゴメンよ、ジャンクションA。


問題はFD。

電デュラのFD自体に問題があるわけではありません。
これはホント、素晴らしいプロダクトだと思います。
通常のフレームに真円リングを組み合わせている限り、
史上最高の変速性能を味あわせてくれると思います。

問題なのは、
ローターの楕円リングと、アイオロスと、電デュラFDの組み合わせ。

楕円リングは、その構造上、
FD位置でのチェーンの上下動幅が大きくなります。
ローターの場合、おおざっぱに言って、
実歯数の5-6%、仮想歯数が大小します。
今回はコンパクトクランクを使っています。
50-36です。
つまり、ローターの場合、仮想53-34、歯数差18-19くらい。
電デュラFDのキャパシティは16です。
でも、まあ、シマノならきっとなんとか動いちゃうんでしょうけど、
もうひとつの問題が、
アイオロス。

アイオロスのシートチューブ角は78度。

一般的なロードフレームよりシートチューブが立っています。
つまり、どういうことになるかというと、
FDが前屈しちゃうわけです。

勢い、
FDの左右のガイドプレートをつなぐブリッジ部に、
チェーンが接触しちゃうわけですね。
横から見ると、チェーンがへの字になります。



おまけに、何故だか、電デュラFDは下端が内側に異常に食い込んでいます。
さらに相性が悪い形になっている、というわけです。

フロントアウターは問題ありません。
リア10枚、ヒジョーに快適に使えます。

フロントインナーの場合。

ロー1枚しか使えませんでした。

まさか、ここまでとは。
そこそこの覚悟はしていたんですけど。

電デュラの意味ナシ。

1台目のアイオロスも、ローターの楕円リングでした。
その時、用意したケンタウルのFDは接触するので、
手元にあったFD、5個ほどをすべて試して、
一番接触の少なかった、FSAのFDを組み合わせていました。

それでもロー側7枚くらいは使えました。

今回はまさか、ロー1枚。

これじゃ、フロントシングルとさほど変わりません。

なので、
シマノの開発者が聞いたら卒倒しそうな方法で、とりあえず対処。

FD後端のボルトを外して、
ワッシャを挟み込み、プレート幅を2-3mm広げてみました。



意外とちゃんと変速するもんです。

ヨイコハマネヲシナイヨウニナー。

とりあえず、ロー側4枚使えるようになりました。
ギア比(GD値、と言うらしいです)は、なんとかつながっています。

しばらくこれで使ってみますが、
そのうち、
電デュラ用のFD取り付けバンドを、
仮想取り付け角74度くらいになるようにヤスリで削ってみようと思っています。

きっと削れるはず。
でも、削ってゴミにするにはしのびない、
いい値段するんですよね、あのパーツ。
もしかすると、
デュラ/アルテで一番価格比率が大きなパーツかもしれません。

仕方がありません。
せっかくの電デュラ、
20枚全部使いたいですもんね。

ちなみに、
ジャンクションAでの調整作業を実際にやってみたら、
フライトデッキではきっとこうやるんだろうなぁ、
と推測できるようになりました。
実際にはやってないので、正しいかどうか分かりません。

さて、
さあ、ここまで来たらあともう一息ですよ。




2012/03/11(日) /  イジリ

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