ではなく
行ったのは 河口湖飛行館 の方。

10年ぶりの 訪問。
その10年の間に、桜花が収容されていたり
一式陸攻の胴体前部が復元されていたり
今回の大目的

隼 Ⅰ 型の修復がほぼ完了していたりと
トピックス満載。
まじまじと眺めてきました、隼 Ⅰ 型。
ここは自動車館ともども 1年のウチ
夏の8月の 一か月間しか開館しません。
駆け込みセーフ。
今回は10年も空いちゃいましたが
毎年 行くべきなんだろうなぁ。
河口湖飛行館とはちがう博物館の話ですが
航空機関連の博物館に足を運ぶ際に
一読しておくべき名著。

是非。
帰りは 「くれちうどん」というお店へ。

Mt.富士ヒルクライムのサービス以外の 初 吉田うどん。
15年も 富士吉田へ行っているのにね。
讃岐うどん全盛の昨今、
なかなかにインパクトのある うどんです。
クセになる歯ごたえ。
食べごたえも十分。
コレで550円。
地元の人たちがいっぱい来てるわけです。
是非。
大満足の河口湖ドライブでした。
夕方 出撃したのに
名古木の気温 35.4℃。
記録を取っている中ではおそらく一番気温の高い登坂。
鈴鹿のあたりで 一回 秋めいたのに
その後 相変わらずのぶり返し猛暑。
チャリに乗りたくても乗りづらい天気。
昨日も自分が上っているうちで
3人ほど足をついて休んでいる人がいました。
オーバーヒートですね。
こういう気温の時はとにかく最初のうちは
ゆっくり上ります。
最初に体内温度をあげちゃうと
サーモスタット発動、
どうやっても踏めなくなります。
体の安全装置が作動して
ある一定以上の運動量を制限しちゃうわけですね。
ヤビツの場合は
蓑毛を越せば 多少気温が落ちることが多いので
踏める気がしても そこまではガマン、
50-60%くらいの気持ちでいきます。
蓑毛から先は
ちょっとずつ体と相談。
それでもやっぱり無理は禁物。
こんな感じでいけば
35℃くらいでも そこそこ楽しく登坂できます。
タイムは ハナから諦めましょう。
LSDだと思えばオッケー?

暑さでぼーっとしたのか
ヤビツで 定点写真撮るの忘れ。
写真を撮っておくため
珍しく 菜の花台に寄りました。
●クライン・クワンタム プロ

・2000年モデル
・アルミフレーム
・6600アルテ
2010年。
もともと昔、クワンタムは試乗したことがあり
その乗り味は相当好みでした。
その流れでアイオロスに白羽の矢が立ったわけです。
ならば、やっぱりアイオロスの代わりになるのはコレ?と入手。
いいフレームでしたが
自分的にはアイオロスに比肩するところまではいかず
結局、アイオロスをまた入手したので
自分の使用フレームの中では中途半端な存在になりました。
ほぼ 中古でウチにやってきたままのパーツで使っていたので
クランクが珍しくシマノ。
ここまでシマノクランクは最初のドリームプラスしか使っていません。
このころはサードパーティのクランクの選択肢が豊富で
楽しい時代でした。
さてクワンタム。
今は知り合いのところに行き
チャリとしての使命を全うさせてもらっています。
ありがたや。
●クライン・アイオロス(2代目)

・1997年モデル
・アルミフレーム
・7900Di2
2012年。
ケストレルとクワンタムを試してみて
やっぱりアイオロスが忘れられず入手。
完全指名買い、
15年前のフレームを。
初代よりワンサイズ大きいんですが
むしろコッチが適正サイズ。
コレを組んでる流れはブログの記事にしていますので
細かいことは割愛。
コンポは79デュラのDi2。
11速前の最高の形を目指しました。
11速対応の650C なんて幻想を抱けなかったので。
一漕ぎ目
「私は帰ってきた!!」
って感じでした。
ワンサイズ大きくなったことによるモッサリ感は少し出ちゃった気がしますが
もう誤差の範囲。
チャームポイントはローターの3Dクランク、限定のCOBOエディション。
もちろん楕円リング。
以降、今でもメイン機。
とにかくコレに乗っていられれば幸せです。
このハッピーな乗り味は
アイオロス独特のジオメトリーと
アルミならではのインフォメーション感かなぁ
と思っています。
このあと技術革新でどうなるかわかりませんが
アルミ万歳!!
カーボンが嫌いなわけじゃありませんよ。
●ニールプライド・ディアブロ

・2011年モデル
・カーボンフレーム
・9000デュラ
2012年。
アイオロス初代の事故から始まったフレーム探訪の旅も
アイオロス2代目で基本的には落ち着いたわけですが
アイオロス2代目には重大な欠点が一つだけ。
レースイベントで使いづらい、ということです。
一人で楽しく使っていたり
ヒルクライムイベントだったり
エンデューロイベントだったり
の場合には全く問題ないんですが
トレインを組んだりする場合
650C だと周りに迷惑をかけるんじゃ、
と考えちゃうわけですね。
自分的には問題ないでしょ、と思うんですが
周りがそう思ってくれるかどうかはわかりません。
そういう時はC50を持ち出せばいいんですが、
C50もそろそろ御老体。
カーボンフレームも新世代化してるぽいし。
それで700C の代替え機を考えなくちゃなー
という時に
試乗の感触が強烈だったのがこのディアブロ。
他にも乗りましたが、もうコレしかない、という印象。
グラフィックもカッコよかったし。
コンポは9000デュラ機械式。
アイオロス2代目を電動で組んだので
あえて機械式にしました。
これは久しぶり、お店で組んでもらいました。
トレック扱いのお店だったので
ハンドル、シートポストはボントレガーのXXXライト。
それ以外は わがままなパーツを積んでいません。
クランクも珍しくシマノ。
アイオロスとは別方向で楽しいフレーム。
アイオロスから乗り換えると
自分の下に何もないみたい。
もう軽くて全てがスムーズで笑っちゃいます。
以降、アイオロス2代目とのメイン機2台体制。
●クライン・アイオロス(3代目)

・1995/1996年?モデル
・アルミフレーム
・R9100デュラ
2018年ローンチ。
いわゆるオールドクラインですが
プレシジョンBBのコンバータで
ホローテックⅡ対応。
アイオロス2代目とディアブロの安定した2台体制で
平和に6年が経過。
当然、悪い虫がざわめきだしてくる頃。
アイオロス2代目の走行距離も伸びてきているので
その延命策として
ストックしてあったフレームを組みました。
2代目と同じ方向性で組んでも面白くないので
フロントシングルロード化。
チャームポイントは
アブソリュートブラックの楕円リングと
ボントレガーのブレーキアーチ、スピードリミット。
当然ながらアイオロス2代目と同じ乗り味。
超絶楽しー。
組み立て時の個別記事アリ。
●コルナゴ・C50

・2004年モデル
・ラグドカーボン
・7800デュラ
2005年ローンチ。
楽しくジョーカーを使っていたわけですが
当然のようにキワモノ。
この当時、ロードフレームの進化変遷がめざましく
各社がコルナゴ/トレック/ルックを追随し
カーボンフレームが出そろってきた頃です。
そんな中、知り合いのタイムVXエリートに乗って
最新チャリの性能に愕然。
軽いわシャキシャキしてるわ進むわ
ジョーカーと全然違う!
実はカッコイイという理由だけで
C50のフレームを買ってはいたんですが
乗るのはジョーカーで十分じゃね?と半年以上放置してました。
慌てて組み上げ。
以降、アイオロスがやってくるまで
メイン機として活躍しました。
ただ、自分にとっては優等生的すぎたのか
印象の薄いフレーム。
サスふわっふわのクラウンを運転しているかのよう。
自分が服従させている、というより
完全に「おもてなし」されている感じ。
このあとに所有することになるアイオロスのおかげで
霞んだ存在になっちゃいました。
たたずまいは所持フレームの中で一番好きなんですけどね。
ホリゾンタル、ジルコチューブ、HPステー、ラボバンクカラー、
うっとりするカッコよさ。
フロント三角を強調するための
フォークとリア三角のカーボン地処理も気が利きすぎてます。
チャームポイントはストロングライトのクランク、プルーション。
HPステーと韻を踏むために穴あきにしました。
●バッタリン・カーボンモノコック

・1991年?モデル
・カーボンモノコック
・ダブルレバー
2008年。
ノリで手に入れちゃった一台。
ダブルレバー仕様。
イベントなどに連れ出していましたが
トップチューブにクラックが入りました。
以降、床の間。
さすがに黎明期のカーボンは信頼性に欠けますかね。
未だに詳細が分かっていませんが
C4製じゃないかなぁ、と思っています。
●クライン・アイオロス(初代)

・1997年モデル
・アルミフレーム
・カンパニョーロ・コーラス
2009年。
個人的呼称、アイオロス初代。
道を踏み外すことになった元凶。
フツーのロード人生を歩んでいたら絶対にたどり着かないフレーム。
そもそもコレを組んだ当時でさえ
10年以上経過したアルミフレームですからね、それも650C の。
世はカーボンフレーム花盛り。
酔狂以外なにものでもありません。
とりあえず650C が必要なことになったので
それならクラインのがいいかなぁ、と手に入れて組んでみたら
所持、試乗含めて
それまで乗ったどのフレームよりも好みの乗り味。
一漕ぎ目からあふれる愉悦。
C50では退屈だったヤビツの下りも
とにかく楽しい楽しい。
見た目のバランスが悪いと思っていたフレームや
イマイチ好みじゃないカラーも
こうなると魅力的に思えてくるから不思議です。
でも 好事魔多し、
5カ月ほどで事故で失われました。
トップチューブべっこりで、シートステーがくの字。
ザンネン。
初めてのカンパコンポ。
クランク、チェーンリングはローター。
楕円リングですね。
ちょうど「のりりん」の準備時期で
コレで取材に走っていったり
思い出深いフレームです。
アイオロスはそのうち個別記事つくりたいですね。
●ケストレル・500 Sci

・1997年?モデル
・カーボンフレーム
・カンパニョーロ・コーラス
2010年。
さて
アイオロスが失われてみると
あの乗り味がアイオロス独自のモノなのか
650C に起因するものなのか
気になってくるのはそこそこ必然。
それで資料としても役に立つしで
メジャー650C のこのフレームを入手。
コンポはアイオロスから総移植。
でも走ってみると
ジョーカーと同じような
2000年前後の空力を狙った異形フレームの持つ
モッサリした乗り味。
アイオロスとは全く違うものでした。
乗っていてこれといった面白みもなく
趣味で使うにはイマイチ気が乗らない感じに。
ちょうど持病で
チャリに乗りにくい時期にあたったのも不幸。
次第に足が遠のきました。
個別記事アリ。
●クライン・マントラ コンプ

・1997年モデル
・アルミフレーム
1997年購入。
唯一所持のMTB、
初めてのスポーツ自転車。
もともと
普段のアシとしてロードが気になっていたところへ
サスペンション付きのMTBの存在を知って転向。
ビジュアルにやられて購入。
ロードに比べれば速度が出ませんが
それでも それまでの自分の知っている自転車からすると
破格の快走感でした。
とにかく乗っているだけで楽しかったです。
でも、もともとの目的が普段のアシだったので
MTBらしい使い方もせず
その後はロードオンリーの流れへ。
この頃はまだ
「左側通行ナニソレ?」
「ヘルメットナニソレ?」
って状態でした。
個別記事アリ。
●コルナゴ・ドリームプラス

・2000年モデル
・アルミフレーム
・6500アルテグラ
2000年ローンチ。
マントラにもそろそろ満足してきて
当初目標がロードだったことを思い出してきた頃
自転車ショーでカラーに一目ぼれ。
その時はまだ「コルナゴ」なんてメーカーも知らない無垢な一般人
「ロゴ、読めねーよ」状態でした。
調べてみると
ぶっ飛び価格のメーカーらしく
誰もがまず、購入を躊躇するんだとか。
当時のフラッグシップが説明不要のカーボンフレーム・C40。
やっぱり頭のネジが全て吹っ飛んだような値段。
でも廉価版?のアルミのドリームプラスなら何とかなりそう?
もともとカラーが欲しいだけなのでコレで十分。
それでも契約時、手が震えましたが。
購入したお店がガチの競技志向で
「乗り慣れてくるとハンドルが遠くなりますよ」
と言われ
ワンサイズ大きめを薦められ購入。
コレは失敗でした。
結局、体に馴染むことはなく
ずっと違和感を抱えたままでした。
それでも初のロード、
うれしくて相当使い倒しました。
2年半、メイン機として使用。
その後はローラー台のお供として活躍しました。
ただ今でも適正サイズのフレームだったら
もっと楽しかっただろうな、と思っちゃいますね。
ニンゲンだもの。
●C4・ジョーカー

・1997年?モデル
・カーボンモノコック
・7700デュラエース
2002年ローンチ。
C4は「チークワットロ」と読みます。
イタリア~ン。
ロードの(不必要で歪んだ)知識がついてくると
オタクが異形フレームに流れるのは世の理。
特にこの時代はまだ異形フレームの残滓があふれていました。
今度はカッコに一目ぼれし
ネットで中古フレームを購入。
初めて自分で組んだ思い出深い一台。
奮発して77デュラ投入。
適正サイズからするとワンサイズ小さいんですが
小さい場合はステムでなんとでもできますからね。
乗っていればとにかく楽しかったフレームです。
「カッコヨサは性能」です。
今だったら
モッサリしてるなーとか
ちょっと重すぎじゃね?とか
色々不満も出るのかもしれませんが
楽しい思い出しかありません。
デダのシナプシがチャームポイント。
3年間、メイン機として活躍。
●ロータス・110スポーツ

・1997年?モデル
・カーボンモノコック
2003年。
店頭売りの中古を購入。
異形フレームのラスボス。
もう、乗り味が、とか、重さが、とかいうこと自体がヤボ。
出自、記録、メーカー、ビルダー、
そしてビルダーのその後の自転車界に与えた影響、
全てがロードの歴史において興味深いネタを抱えたフレームです。
そのうち個別記事作りたいですね。
行ってきました、シマノ鈴鹿。

今年は 1時間サイクルマラソンと 2周の部 に参加。
まずは 1時間サイクルマラソン。

友人の撮ってくれた一枚。
アリガタ。
ここのところの調子では
先頭集団についていけるはずもなく
速度域の合う人たちと小集団を作ったり一人旅だったりの
一時間。
全体の1/3くらいの位置でゴール。
平均速度は 32kmほどでした。
1時間走ってこのくらいなら悪くないかな。
3時間休憩して 2周の部スタート。

1時間を走って、アシが温まったのか
そこそこ押していける感じ。
もとより2周の短距離なので
自滅覚悟で踏んでいきます。
さすがに先頭にはついていけませんが
気持ちよく力を出していけました。
先に出た組の先頭集団に抜かれるときに
自分の右横に位置したその集団内で大落車発生。
巻き込まれそうで結構ひやっとしました。
落車しちゃった皆さん
軽いケガで済んでいればいいんですが。
全体の真ん中あたりでゴール。
平均速度は36kmちょい。
久しぶりに出し切った感がありました。
結果はともかく 大満足。
何故か今年は人の少ない印象。

バイクラックもこんなガラガラな感じ。
真面目に ディアブロで参加。

開催2日間、
直前の酷暑がウソのような爽やかな天候。
絶好のレース日和でしたね。
参加した皆様、お疲れさまでした。
1年間サボらずにマジメに走りこんで
来年は平均速度39kmあたりを目指せたらいいなぁ。