ちょいと離れた峠をめざしてお出かけ。
まずは20kmほど走って、峠手前のコンビニへ。
この後、山の中を70kmほど走る予定なので、
補給しておきますよ。

で、おにぎりを食べつつ、
何気に自分のチャリを見ていたら、
なんとタイヤ、

カーカスが見えちゃってますよ。
これはかなりヤバい状態です。
ここからチューブがふくれて出てきちゃうと、
あっという間のバースト、パンクです。
ここで小石を踏んでもパンクします。
よく見ると、
タイヤのセンターがすり減って、断面が完全に台形になってます。
そりゃ、ゴムもはがれます。
ちゃんとマメにバイクチェックしていないと駄目ですね。
でも、まだ2000kmしか走ってないんですけど、このタイヤ。
全然気にしてませんでした。
しかしちょいと寿命が早いような。
前輪のタイヤは、まだほとんど減ってないので、
乗り方の問題もあるんですかね。
峠ツーリングはあきらめて、帰宅することに。
で、
ここで、手を抜いたのが運のつき。
どこでこうなったのかわかりませんが、
少しはこの状態で走っていたはずなので、
このままなんとか家へ帰れるんじゃ、
と思っちゃったんです。
少し空気圧を下げただけで、
他、何の対策もせず帰路へ。
10kmほどは行けましたが、
このまま無事に帰宅できるほどには自転車の神様は甘くはなく、
やっぱりバースト。
あっという間に後輪ぺしゃんこ。
周囲にはコンビニおろか、
なんかのお店も全くないようなところ。
コンビニでガムテープを買っておくか、
手を抜かず、そこで修理しておけば良かった、
と後悔してもあとの祭です。
スペアのチューブは1本持っていますが、
このままチューブ交換しても、
また同じことになるだけですから。
ゴミ袋輪行を考えて、
駅まで行ってみます。
次の電車が1時間後。
ボーとしてるのもつまらないので、
状況にあらがって、直すことにしました。
手持ちのものを思い出して、
スポーツようかんがあったので、
その包み紙を使うことにします。
まずスポーツようかんを食べて。
穴のあいたタイヤとチューブの間に、
ビニールの包み紙をはさみます。
ホントは、タイヤの切れはしか、ガムテープがあれば完璧なんですが、
ここのところ、気が緩んでいて、持ってませんでした。
なんとか修理完了。
なるべく、小さな石さえも踏まないように注意しつつ、
走行再開。
ウチまであと1kmほどのところ。
結局またパンク。
まあ、こんなテキトーな修理でここまで持ってくれただけでも感謝。
残りはチャリを押して帰りつきました。
もし、コンビニでカーカスが出ちゃってるのに気がつかずに、
山道へ突入してたらと思うとゾッとしますな。
でもこういう事態は、
タイヤがすり減っていなくても発生します。
変なものを踏んじゃって、
タイヤに裂け目が発生するとアウトです。
そういう場合用に、
こんな、

ボロタイヤを切ったものでパッチを作って携帯しておくと、
役に立ちます。
他のチャリには装備してるんですが、
アイオロスには用意してませんでした。
うかつでした。
650Cに乗ってるんだから、
もっと慎重に装備品を用意しなくちゃいけません。
運よく自転車屋さんがあったとしても、
タイヤ、まず手に入りませんからね。
もしタイヤパッチを持っていなければ、
ガムテープや、裂けに強いビニールや、
いざとなったらお札なんかも使えます。
帰宅後、
走り足りないので、
またぞろヤビツへ。
C50使用。
