新城選手のツール出場が決まったようで、
また一つツール観戦の楽しみが増えましたね。
ほかの日本人選手は残念でした。
そんな残念なウチの一人、
土井雪広選手が、
オイラが次に出るイベントにやってくることになりました。
7月1日の「フジ55」です。
全日本チャンピオンジャージの生土井選手を見られることは、
うれしいんですが、
本当ならこの時期、ブラウン管・・・じゃなくて、
液晶の向こうで見ていたかったので、
ちょっとビミョーな気持ち。
来年に期待しましょう。
さて、オイラ。
オイラが出るのはさすがにムボーな「55」ではなく、
「35」のほう。
8時間で160kmを走るやつ。
この間の軽井沢グランフォンドのタイムからすると、
ビミョーに完走できません。
それさえもちょいムボー。
がんばらなくちゃ。
ということで、
一夜漬け的トレーニング。
今日もおっちらヤビツ。

はい到着。
今回は少し時間に余裕があるので、
宮ヶ瀬湖まで行ってみますよ。

コッチへ走っていきます。

裏ヤビツは、なんかさみしい感じですね。

でも、途中の風景は絶景。

ここまで来ると、宮ヶ瀬湖はもうすぐ。

目的地はココ。
イノシシの串焼きを狙ってきたんですが、
残念ながら売り切れ。
うまいんですよね、イノシシ。

かわりに鹿の串焼きとラムネでオヤツ。
いやあ、鹿もうまいですね。
イノシシの脂ののった肉もヒジョーにうまいんですが、
鹿肉のほうは脂が少なくて、よりチャリ乗り向きな感じ。
コレはいいです。
ちょいとリフレッシュしたところで、
裏ヤビツを帰ります。
裏ヤビツ、地味にきついです。
トレーニングなんだからそのほうがいいんですけどね。
鹿肉分、がんばりますよ。
第2エイドステーションを出発。
このころから陽がさしてきて、
気温も上がってきました。
ご機嫌な道の、
下ったり登ったりが続いた後、
ご褒美的なダウンヒル。
下りでもウインドブレーカーが必要ない感じです。

このあたりまでくると、
かなり人がバラけてきて、
前後に誰もいなくなっちゃいました。
ミスコースしてないか不安になります。
道路標識をみると、
向かってる方向は間違っていないはずなので、
それを信じて下ります。
下りきったあたりの信号待ちで、
後ろから来た人達と合流。
トレインに混ぜてもらって走ります。
普段、一般道であんな速度のトレインなんか組む機会がないので、
へたっぴで緊張しますよ。
ご迷惑をおかけしたと思います。
でも助かりました。
集団走行がめちゃくちゃ楽しくて、
第3エイドステーションへ到着。

第3エイドで、塩ようかんをもらってほっと一息。
ここから、地味にまたアップダウンが続きます。

このあたりで、先行していたけど、
ミスコースで余分に登るはめになり、
その復帰でアシを使っちゃった仲間と合流。
一緒に小諸方面へ向かいます。
このころ風が出てきました。
向かい風。
登ってないのに、登りと一緒。
写真はありませんが、
めちゃくちゃきれいな、延々まっすぐ続く道の、向かい風。
県道なのかな?
いやあ、削られました。
まあ、風は主催者が意図したものではないんでしょうけど。
自然まで、主催者の意図をくみ取りますよ。
その道からそれて田舎の細い生活道路へ。
最後のエイドステーションへ向かいます。
コレがまた、意地悪な登り。

写真でも何となく、斜度がわかりますよね。
斜度計では10%しか表示されませんでしたが、
もっとあるような。
疲れてるってのもあるんでしょうけど。
第4エイド以降は、
目立った登りがないので、
最後のコンジョーで登ります。

第4エイドへ到着。
いなりずしをもらって、最後の区間を走りますよ。
ここから先がまた、
ロードにここ走らせるか?というような道。
林道なのかな?
車1台分幅の道、
落ち葉、砂利、ぬかるみ、水たまり。
雨が降ってたら、もっと大変。
とにかく滑って転ばないように、
ラインに気を配って走ります。
ただ、風の影響を受けずに済んだのは幸い。
しばらく走って、
出発地点の軽井沢へ。
ゴール。

6時間38分でした。
今の自分にしては上出来かな。
ホントにこのコースなら9時間かかると覚悟してたので。
速い人は5時間ちょっとで走るって聞きました。

今回のアイオロス装備。
でかいライトを外して、
ベントーBOXを載せたくらい。
いや、まあ、いいイベントでした。
補給もしっかりしてるし、
何よりコース設定が絶妙。
日本で体験できるほぼ全てのシチュエーションが盛り込まれているんじゃないか、
と言ってもいいくらい。
それからすると、
第4エイド後の林道もアリなのかな、と。
公式ホームページの更新が遅かったり、
その内容が適当だったり、
走行時は、
ルート案内の看板が少なかったり、
問題がないわけじゃないんですが、
一度走ってみる価値がありますよ。
めちゃくちゃ楽しかったです。
てなわけで、
行ってきました、
グランフォンド軽井沢2012。
走行距離122km、
獲得標高2250m、
制限時間(一応)9時間。
走行距離はともかく、
問題は獲得標高。
ヤビツ4本分少々。
キツー。
こんな感じ。
反時計回りで走ります。

赤丸はエイドステーション。
4つあります。
スタートが書いてありませんが、
ゴールと同じところです。

まずは前日、軽井沢入り。
軽井沢って初めてなんですよね。
イメージどおりの軽井沢で笑っちゃいました。
日本にもこんなところあるんですねぇ。
終日雨だとか、昼まで雨だとか、
最高気温11度だとか、
ミョーにコロコロ変わる天気予報でしたが、
明けてみると、
キリは出ているものの、雨は何とか大丈夫そう。

仲間とともに会場入り。

ライダーズミーティング。
「がんばんぞー」とかなんとか言ってるはず。
一応、レースではないので、
主催者側の時間計測はナシ。
適当に時間をおいてスタートします。

初っ端、いきなり登り。
450mくらい。
自分のサイクルコンピュータの斜度計では16%を記録してました。
気圧が刻々と変化する天気なので、
多少の誤差はあるかもしれませんが。
なんにしてもきつい。
どんどんふるいにかけられていく感じ。
有料道路とは思えない、道の悪さ。
このデコボコでも地味に体力を削られる感じ。
わざとやってるのかな?

第1エイドステーション。
バナナもらって、水もらって、
とっとと出発。
直後らへんは下りのはずなんですが、
何だかそんな印象がありません。
人間、楽したことはすぐに忘れちゃいますか。

で、
つまごいパノラマラインという広域農道を登っていきます。
めちゃくちゃ道がきれい。
でも地味に続く登りに、
結構アシが削られますよ。
550mくらい登ります。
アシに疲労がたまってきた感じがしたので、
走りながら粉末のBCAAを摂取。
プラシーボ効果なのか、
摂取したとたん、アシの疲れが少なくなる気がする不思議。

広域農道を外れて、
エイドステーションへの登りがまたきつい。
エイドステーションにたどりつくために、
残ったアシを削られるなんて。
わざとやってるのかな?

第2エイドステーション。
おにぎりをもらいました。
その2に続きます。