残すは仕上げ。
バーテープ巻き


いつものバズキル挿入

ポジションのセッティング

サイコン取り付け
チェーンキャッチャーも付けるつもりでしたが

取り付けてみると
チェーンの横まで到達しませんでした。
チェーンキャッチャーは やめ。
チェーンリングがナローワイドのシングルギア対応品なので
まあ、なんとか大丈夫でしょう。
アブソリュートブラックを粉にする作業と
ヘッドパーツ周り
ブレーキアーチのセンタリングに
多少 手間を取りましたが
全体から見ると非常にスムーズに進行しました。

アイオロス3代目
完成です。
さて
試走してみると、
ヘッド周りに異音
チェーン周りにカラカラ音
フロントブレーキを握って前後に揺すってみると
フォークにガタが出ています。
ありゃ。
やっぱり無負荷状態と変わっちゃうんですね。
再び玉当たり調整。

なめらかにハンドルが回り
フォークにガタの出ない位置を探って
終了。
うまくいきました。
次はRDのセッティング。
まずはチェーンを新品に変えます。
接続はKMCを使用。

ワイヤーを一旦外して
チェーン位置トップで 隣のセカンドスプロケとの歯の隙間を見つつ
トップ位置調整。
結線しなおして
今度はロー位置調整。
セカンドに入れて
カラカラ音のしないところまで
アジャスターボルトを回していきます。
これで変速してみて
問題なくローまでいけばオッケー。
いかなかったり 変速を渋るようなら
アジャスターボルトをちょっとづつ回し足して
変速の様子を見ます。
うまくいきました。
RDセッティング終了。
試走してみて問題がないか確認。
オッケーです。
完成が近づいてきましたよ。
今回使うのが
ボントレガーのスピードリミット、という
メジャーパーツメーカーのマイナーブレーキアーチ。

カタチがカッコイイという理由で手に入れていたもの。
せっかくなので使ってやります。
リコール対象だったのは2013版。
これはそれより前のもの。
カタチも違います。

でもコレがかなりクセの強いパーツで
セッティングにかなり手こずりました。
センタリング作業むつかしー。
時間をかけてなんとか終了。

付属のフネを固定するボルトの穴が浅く
どうしても舐め気味な感じがしたので
安定のシマノのボルトに交換。
サドル、シートポストをつけてこれで走行可能状態になりました。

試走して問題点を洗い出します。
次はリアディレイラーの組付け。

R世代になってから全くいじったことがないので
チンプンカンプン、なんじゃコレ状態。
旧世代と 見た目が全然違います。
ネットを参考にしながらなんとか組付けました。
とりあえずざっとトップロー位置に調整しておきます。
リアディレイラーの調整ボルトは4本。
どのボルトが 何を司っているかを理解すれば
調整はそんなに難しくありません。
チェーンを張ります。
ここで問題が。
旧世代とはチェーンの長さの決め方が全然違います。
アウター×ローにかけた長さに2コマ足す、んだとか。
そんなのでRDに回っていく分が足りるのか?って感じです。
やったことがないので、とても信用できません。
ちょうど交換した捨てる11速チェーンがあったので
それを仮組してみることにしました。

やってみるとコレで大丈夫そう。
へー
ここから先は結線作業。
STI レバーを トップ側にクリックしていって
タイコを収める穴を出すのは旧来どおり。
ここでナゼか魔がさして
ロー側にクリック。
またトップ側にクリックしても
何故だか空打ち状態、
トップ側にシフト操作ができず タイコ穴が戻ってきません。
なんだコリャ?
この状態では作業が進みません。
というか
空打ち?
不良品?
よく見ると
STI レバー内側に見たこともない小さなレバーが飛び出しています。

押し込んでみると 空打ち状態解消。
フツーに作業を進行できました。
なんですか?あのレバー。
ググっても出てこないんですが。
シマノのマニュアルにも記載されてないし。
同じワナにはまる人
いるんじゃないかと思うんですが。
結線自体は順調に進行。

ディレーラーへのワイヤーの固定位置が内側でやりづらいなー、という程度。
とりあえず 問題なく変速。
調整作業は後回しにして
先にブレーキの取り付けをしましょう。
今回は酒抜きでの組み立てです。
10速ホイールにCS-HG800 を入れます。

前述のように 10速ホイールに入れる場合はスペーサー不使用。

はい、ホイールの準備完了。

650C だから 余計にカセットの大きさが目立ちますね。
ステム、ハンドル、STIレバーは何の問題もなく。

問題が発生したのは今回の主役
アブソリュートブラックの CXOV42。

購入した「あさひ」のページによれば
デュラ9100/9000 対応品。
でも、
R9100 のクランクに合わせてみると
アウター側にはつきません。
インナー側に付けるにしてはフィキシングボルトの収まりが悪い感じ。
説明書もついてないし
ググってもどこにも情報なし。
こうかな?
とやってみたのがこの形。

裏向きにしてインナー側にセット。
でも、冷静になって考えてみれば
表裏で楕円の形が変わっちゃうわけなので
コレは不正解。
「あさひ」のページには、
9100 とは書いてありましたが
R9100 とは書いてない、、、、
9100 ってナニ?w
沈思黙考。
またまた掟破りの手段に訴えることに。
カタチの合わない所、削っちゃえw
見た感じ、強度を受け持つ部分ではなさそうなのでいけるでしょう。
9000 と R9100 のチェーンリングの形が違うところは一カ所のみ。
力学的な必然性があったのかもしれませんが、
11速フリーの件もあり
そこはかとなくシマノの底意地の悪さを感じる部分。
R9100 のインナーをセットしてマジックで削るラインを引きます。


事故防止と養生のためにビニールテープで保護。

チェーンリングは刃物ですからね。
後はひたすらアブソリュートブラックをただのアルミの粉にする作業。

なんだか既視感がありますね。
ある程度まで削ったら現物に合わせて、
さらに削る位置を考えます。

ほい完成。
方向性が決まったので
足りないパーツを手配します。
リアディレイラーは
カセットCS-HG800に対応するものが
アルテグラR8000・RD-R8000GSしかありませんでした。
機械式と電動式の2択。
今回は機械式。
手配してからすぐ後に
105の新型、R7000が発表されたので今は選択肢が増えています。
STI と クランクはR9100。
悩むのメンドくさいのでデュラで。
デュラだけは時代を超えると思っているし。
7900以外。
R9100系をさわるのは初めてなので楽しみです。
ステム、ハンドル、シートポストは
最近の個人的な ド定番、
東京サンエスグループの ディズナ と ワンバイエス。
かつては 「迷ったらリッチー」 でしたが
今は 「迷わずサンエス」 。
国内でこんな いいメーカーがあるんだから
迷わずお世話になりますよ。
そんなこんなでパーツが揃いました。

ここからが本番、
期待と不安のドキドキ組付け作業です。
アメリカからやってきた状態で
6年間放置してあったアイオロス。

アイオロス2代目ほどではありませんが
やっぱり意味不明なパーツがついていたりします。
RDがデュラ7400なのにクランクがティアグラ4500。
なんだか、やっつけで形にした感がありますね。
予備のセカンドバイクとしておいてあった、ということですが
クランクだけ手元に残したくて適当なのに付け替えたのかな?
ほいフレーム状態。
あっという間。

ホイールを外してみると
ヘッドがゴリゴリしてることに気が付きました。
ヘッドの分解なんてそんなにしたことがないんですが
仕方がないのでやりますよ。
分解してみるとグリスが全然入ってない状態。

フシギ。
グリスをたっぷり詰めて組付け。
玉当たり調整ムズー。

経験がないので どこで手を打っていいものやらわかりませんが
フォークにガタの出ないあたりを探って終了。
こんなもんでしょ。
これでフレームの準備はオッケー。
問題は10速にするか11速にするか。
ホイールは過去資産を使うとすると
11速の線はナシ
でもテーマがフロントシングルなのに
今さら10速?という気がします。
GD値 (1コギで進む距離) 確保のために出来れば11速にしたいところです。
トーケンとエドコから10速フリーに入る11速カセットが出ていますが
お値段ちょいと高スギ!!
キシリウムを使えばシマノの11速カセットが問題なく使えますが
お気楽お散歩チャリにキシリ?
本末転倒って感じです。
イマイチ落とし所の見つからない状態に。
そういえば
11速時代になってからかなり経つし
10速ホイールのフリー交換で11速化できるようになっているかも、
と思いつきググり作業。
撃沈。
シマノさんよォ
完全に10速ホイール殺しに来てたんですねw
知識がありませんでした。
興味のある人はググってください。
でも、
そのググり作業の流れで
一筋の光明を発見。
CS-HG800

11速用カセットです。
11速用カセットなんですが
これがスゴイ。
商品説明曰く
「11速対応のロード用フリー(おおざっぱに言い換えればホイール)に使う場合は
同梱のスペーサーを使用してください」
???
11速カセットなのに
11速ホイールに入れるのにスペーサー使用?
フツーに考えれば意味不明ですよね。
じゃあ、スペーサー使わないとどうなるの?
はい、
10速フリーに入っちゃうんですよ。
10速ホイール用 11速カセット。
シマノがこっそり用意した。
もう、意地でも公式で10速フリーに入るとは言わないシマノさん。
どんだけ、ツンデレ。
唯一の問題は歯数が11-34しかないこと。
競技目的ではワイドレシオすぎて使えませんが
ツーリング派には問題なさそう。
自分的には今回の目的にぴったり。
お気楽ロードなのでトップスピードは求めません。
ゴタクが長すぎる?
さて、まずはアイオロスをフレーム状態にしますよ。
お散歩チャリが欲しくなりました。
お散歩、というか
ちょっと気楽に使えるチャリ。
ついでに林道も徘徊したい。
マントラでいいんじゃね?
という気持ちもありましたが
いかんせんマントラ重い!
担ぎたくない!!
いつ そんな状況に遭遇するかわかりませんが
取り越し苦労が生まれつき。
それで、白羽の矢を立てたのが
ウチにストックしてあるアイオロスの一本。

ん?
ストック?
そのあたりの話はいずれ。
今、使っているアイオロスも走行距離が伸びてきちゃったので
その延命対策としても役に立ちそうです。
オールドクラインなんですが
Phil Wood(フィルウッド)の
圧入BBコンバータが入れてある優しいフレーム。
ホローテックⅡが使えます。
よくネット上で
キャノンデールが始めた圧入BB、という記述を見ますが
それより20年前に ソレをしてる
(アホな) フレームメーカーがあったんですよ。
最近の圧入BB狂想曲の流れを作ったのは
キャノンデールなんでしょうけど。
ちなみにクラインが圧入BBの嚆矢かどうかは
知識がないので知りません。
さて
パーツ構成をどうしようか、とネットをウロウロしていて
目を付けたのが
アブソリュートブラックのCXOV42というチェーンリング。

ハッタリの効く 楕円リング!
フロントシングルロード!
なんかカコイイ!!
テーマが決まりました。
ここんところ使っていたペダル、
ルックのケオブレードカーボンの右足側がミョーにゴリゴリしてきたので、
分解。
ネットで分解方法を検索してみると、
18mmのメガネレンチ、らしい。
工具箱を探してみると、
むかーし、オートバイをいじる時に買ったと思われる、
19mmのメガネレンチ。
試しに当ててみます。
コレで正解でした。

分解、なんて簡単。
右ペダルは逆ネジになっているので、そこだけ注意。
まあ、右ペダルのクランクボルト自体も逆ネジなので同じ。
基本、ペダルについては、
ユルめるときは タイヤの回転方向と逆、
と覚えておけば 逆ネジだろうとなんだろうと
間違えません。
シめるときは タイヤの回転方向にまわす。
右だろうが左だろうがコレでOK。